これは、11/22に開催されたNostrasia 2025 の感想記事です。 12/6 の 「Nostrasia 逆Advent Calendar 2025」 の記事でもあります。
運営を始めた動機
最初私は、Nostrasia 2025 の運営には名乗り出ていませんでした。
去年開催のNostrasia 2024 では、kojiraさんと共同発起人としてイベントを纏める立場にいました...が、
- 100人規模の参加者の運営の纏め役は初めてだった
- 初めての会場
- 多様なイベント
- イベント準備期間中に会社都合退職
など、色々な理由が重なって燃え尽きてしまっていたためです。
今年に入り、新しい仕事も少し慣れてきて ちょっと落ち着いたタイミングでkojiraさんがまた運営に誘ってくれて(というかすでにタスクアサインされてたが)、koheiさんと一緒に海外登壇者の調整やお祝いメッセージ依頼を担当することになりました。
海外登壇者の調整
登壇者との海外調整は、正直「おいしいタスクをもらったな」という感想でした。
登壇者への連絡で自分のことを認知してもらいましたし、去年のNostrasiaで登壇者との連絡もしていたのである程度慣れていました。
bitfest や nostrshireと時期が被っていることや、登壇予定だったdamusのwillさんやroutstrのshroominicさんの都合がつかなくなったのは残念でしたが
- YakihonneのShaunさん
- Habla.News, chachi.chatのverbirichaさん
- 0xchat, XChat の water783さん
- OpenSatsのrobosさん
といった、Nostrで著名な方々に登壇いただけました!
お祝いメッセージ
今年もfiatjafさんと mattn さんに、開催にあたりお祝いメッセージをいただけないか依頼しました。
mattnさんはすぐにレスをくれて、翌日にはメッセージをくれました。(さすがmattnさん。さすまつ。)
fiatjafさんは、Nostr上で連絡を取ることが中々困難で 私やkoheiさん等でNostr上で色々コンタクトを図りましたが、返事が全く返ってきませんでした。 (fiatjafさんとリレー自体は被っていましたが、おそらくread/write設定など諸々の理由が重なってメッセージが届いていなかったのだと思います)
登壇者の中でfiatjafさんと直接連絡を知っている方がいたので、その方経由で連絡すると 直接fiatjafさんからDMが届き、それでお祝いメッセージをいただくことが出来ました。
会場
会場は去年と同じ Crypto Lounge GOXで、途中(14:00から)去年と同じ会場運営の方が常駐してくださっていたので 非常にやりやすかったです。
運営メンバーも去年から続けているメンバーも多く、勝手知ったる感じもありました。
当日
当日は特に固定の作業を持っていたわけではなかったので、参加者との交流に注力しました。 運営を含めたら、50人くらいは交流したと思います。
遊びにきてくれたROCKSTARさんが 「みんなで集合写真を撮ってjackやfiatjafに送ろう!」と言ってくれたのは ナイスアイデア!と思いました。
Nostrasiaという名目で集まれているのも 彼らのおかげによる部分は大きいですし いつかjackをまた日本に呼ぶという目標もあります。
ヒーローショーも大盛り上がりで、一緒にネイガー氏と写真も撮りました。
Nostrasia 2025 の コンセプト
Nostrasia 2025 のコンセプトは「祭」でした。
Nostrasia 2024 は、「あの最高に盛り上がったNostrasia をもう一度やりたい」という意味も込めて、2023と同じ「フリーダムカンファレンス」としていました...が、 カンファレンスと呼ぶのが、エンジニア向けのイベントなんじゃないかと思われる、という声は去年から上がっていました。 (エンジニア向け登壇もありましたが、2023も2024もエンジニアに絞らず対象は広がった)
今年はそれが反映されており、非エンジニアの方にもよりとっつきやすくなったのではないでしょうか。
Nostrasia はなんのためにやるのか?
これは運営内部でもよく出ていた声でした。
私はエンジニアなので、Nostr で一緒にエンジニアリングをする人が増えたらいいな とか思うことはあります。
ただ、色々考えていましたが、一番は 「Nostrasiaっていう名前を使って、Nostr にいる皆が盛り上がったらいいな」 と思います。 無理に新規の方を呼び込もうとする必要はないかなとも思います。
楽しそうにワイワイやってたら、そのうち「何やってんの?」とNostrを覗きにくる人も出てくるでしょう。 結果的には、そのパターンで来た方が一番Nostrを使っているのかなと思います。
つまり、みんなが盛り上がって楽しければなんでもヨシ!
(あくまで私個人の意見です)
Nostrasia の認知、2026 を望む声
去年も、次年度の開催を望む声は多かったように思いますが 今年もいろんな参加者からそういった声をいただきました。
また、Nostrasia の効果なのか、私も初めて会う方に名前を知っていただいてたり Nostrの勉強会をやらないか、と声をかけていただくこともありました。 (主にビットコインの勉強会やカンファレンスなどで。)
来年も何かしら出来たら...とは思うのですが、それなりにスポンサーにお金も出してもらっていますし 来年の状況次第かなと思っています。
謝辞
運営各位にはとてもお世話になりました。
- 運営に誘ってくれたあんずさん/こじらさん、
- 全体統括してくれたおっぱぴいさん、
- びっくりするくらい豪華な登壇者を呼んでくれたkoheiさん、
- 登壇者調整回りを手伝ってくれた翠明さん、junさん、Shino3...
- スポンサー度いただいた日本ビットコイン産業様、
- 他にもいろんな方にお世話になりました。
迷惑をかける部分も多々あったとは思うのですが 今は「去年も今年も、Nostrasia の運営やって本当によかった」と思います。
さいごに
自分にとって、「Nostr」はどういう場所か。 Nostrasia 2024 の私の登壇の時の言葉を使うと、
「何者でもない自分でも、素晴らしいことが起こせる場所」
です!
Do Nostr